妊娠中には妊婦自身が自覚症状がなくても、妊娠高血圧症だけではなく、いろいな目に見えない異常がおきることがあります。
たとえば、胎児の成長につれて母親からその成長のための栄養素を吸収します。
そのため母体が貧血症になっていることがあります。
この自覚症状が出ない変化を早くとらえて増血剤や食生活を考えて貧血が改善されるような方策をとらなければなりません。
このためには、妊娠初期と後期に入ったところで貧血の有無を確認するための血液中のヘモグロビン値の測定が欠かせないことになります。
そして貧血の存在がはっきりすれば、ただちにのみ薬や静脈注射により不足している鉄分の補給を開始することになります。
このように妊娠貧血ひとつとっても自覚症状がなく、しかし胎児の成長に影響を与えることになるので、妊娠中の定期検診のなかでほかにもいくつかの検査が必要となってきます。
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