胎児には、臍帯(へその緒)でつながって母体の血液から受けとった酸素を供給している胎盤というものが子宮の壁に付着しています。
妊娠末期には約500グラムくらいの重さで20センチ×20センチの大きさがあります。
この胎盤は胎児へ酸素を供給するという大切な役目がありますが、胎児が子宮の外へ娩出(生まれ出ること)がすんでから、5~10分後に剥がれて出てきます。
この胎盤が胎児が生まれる前に剥がれてしまうと、胎児へ酸素が送られなくなりますので、胎児は死亡してしまいます。
それだけではなく、胎盤の剥離面(剥がれたところ)から子宮内の羊水(胎児が入っているところにある液体)が母体の血管の中へ入り、血液が固まらなくなる血管内血液固症候群がおこりやすく、母体の生命も危うくすることがあります。
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