日本の過去の長い歴史を通じて、女性が子供を産む最大の目的と動機は、「家」の存続の為だったと言っていいでしょう。
特に、武家社会が成立して以来600年間続いた封建時代には、女性の社会的役割は「家を守る」ということであり、その家を存続させるための跡継ぎを産むということが、女性の最も大切な任務だったのです。
ところが戦争が終わって、それまでの社会的な価値観というものが一新されるとともに、家族制度というものがほぼ崩壊したかのような形になってしまいました。
社会を構成する基本的な単位が、家族ではなく「夫婦」になり、夫は家庭よりも仕事や会社を優先するようになり、そうして、夫婦以外の人間のサポートを得ることが難しくなってしまったのです。
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